I am Sam

 

 

    まず記念すべき一発目の作品はこちら

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 2001年公開(米)

 【キャスト】

サム:ショーン・ペン

ルーシー:ダコタ・ファニング

リタ:ミシェル・ファイファー

 

 【感想】

 いやーもうね、本当に泣ける映画でした。僕自身この頃心が乾いてるせいで(何のこっちゃい)何かを見て感動して涙が出るってことがなかなか無いのですが、この映画は泣ける。大事なことですのでもう一度…、この映画は泣ける筆者は3つのシーンで泣きました。

 主人公のサム知的障害者で、冒頭からそれがわかるように描かれているのですが、ショーンペンの演技が本当に素晴らしいです。映画を見ていると、「この人演技下手だよなー」ってふと我に返ってしまう瞬間というか、気が散ってしまうことがありますよね?僕だけかな…。それを全く感じませんでした

 サムの子どもが生まれて、その子の母親が逃げてしまう(その母親はホームレスだったみたい?めちゃくちゃ)シーンから始まり、一生懸命子育てをする。まずその姿に心を打たれますね。サムが一生懸命子育てをしていく上で、娘ルーシーが段々と大きくなっていく過程で色々と問題が生じてきます。ルーシーが、自分の父親は知的障害者だと理解するようになる。しかし、ここがこの映画のとてもグッとくる所なのですが、ルーシーは理解しても尚父親サムの気持ちを汲み取ろう、寄り添おうと努めているのです完全に筆者の主観)。当然、ルーシーの通う保育園?小学校?の先生は「このままではサムルーシーの成長に悪影響を及ぼすであろう」と、恐らく裁判所に相談します。裁判所は、サムが犯してしまう、ルーシーの友達への乱暴や娼婦と関わったなどというプチ事件(サムが故意的ではないことは明らか)などを理由にサムルーシーを引き離します。その事件の時にルーシーのお友達が「ルーシーはあなたのこと、本当の父親ではないって言ってたよ!!」みたいなこと暴露するのですが、そこがまた切ない

 なんとか娘を取り返そうと弁護士を雇うことに決めたサムは新聞の広告でたまたま見つけた、No.1の弁護士であるリタに弁護をお願いしに行きます。ところが、なかなか承諾を得られずに、結局周りの顔色を伺いながら、仕方なくリタは無償でサムの弁護をすることに決めます。

 弁護するにあたり、まともな証人がいない、サムは難しい質問には答えられないと言った致命的なハンディを抱え、リタはイライラが募るばかり。ただリタ自身も家庭が上手くいっていなかったりとサムに不満をぶちまけます。

 何度か裁判を行い、ついにサムが証人台に上がる番がやってきます。練習通りにこなしていくのですが、検察官?による質問(あれはサムにとっては拷問のようなもの)によって、サム自分の本当の想いを打ち明けます(ここで筆者1回目の泣き入ります)。その本当の想いとは、「これからのルーシーにとって自分だけでは力不足であること」。その結果ルーシー里親となるランディに引きとられることなってしまいます。

 失意の中に沈んでいるサムはなんとかリタに説得され(自己嫌悪リタ再び)、ルーシーを取り返すことを決意。

 その後、ランディと揉めたり(里親のお母さんの方はジュラシックパークローラ・ダーン)、サムが里親の家の近くに引っ越すことにより、ルーシーが夜な夜な家を抜け出し父親であるサムの部屋に行っては、抱いて家に送りける、なーんてことを繰り返していたらランディの方も気がおかしくなりますよね。

 最後にはサム自身も、ルーシーには母親が必要でありそれにはランディの力が必要なんだ的なことを言って、ルーシーの活躍をサムリタランディで見届けているというシーンで映画は終わります。(裁判には勝ったのか負けたのか、視聴者の創造にお任せしますって感じでした)

 

 重要なのは子育てをする能力とか、困難にぶち当たった時の助言(的確にそんなことできる人なんてまずいませんが)とか、何かの基準においての完璧であることだとか、そんなことではなくて、単純に相手をひたすら思いやる心とか、目の前のことに対して一生懸命だったりだとか、愛する気持ちとか、いかにもシンプルなことなのではないかと思います。

 同じ人間なんか誰一人いない訳で、人は自分が持っていないものを欲しがる生き物です。劇中にも、サムリタに対して「あなたほど完璧な人は他にいない」(リタは完璧に見えて、子どもからも夫からも周りに部下にも愛されていないと感じていたのですが。)、リタサムに対して「あなたからはいつも大切なことを教わってばかりだった」と…二人最終的に結婚してルーシー引き取るのかなぁって一瞬ちらついたけどそんなことはこの映画では起こらない。

 サムがなんとかして娘と一緒に暮らしたいと奮闘する姿。サムリタが食事を買うシーンで、綺麗事かもしれませんが、「人は平等なんだ、僕にだってできるんだ」声を上げる姿。自分じゃルーシーを育てるのには力不足だと認める姿。とても印象的でした。

 リタの人物像は、まぁ映画ではよくあるよなっていう一母親です。仕事でいっぱいいっぱいになっているせいで、夫とはもちろん子どもとも上手くいっていない。でも仕事の成績は良いため、仕事にすがり、そこから逃れられない悪循環。しかし、純粋な主人公の姿を見て自らの行いが間違っていたかもしれないことに気付き、少しづつ生活を変える決意をする…みたいな。それにしてもミシェル・ファイファー綺麗でしたねー。ロバート・デ・ニーロ主演のマラヴィータ(2013年米仏)で殺し屋の奥さん役を演じていますが(もっと他にも良い映画沢山ありますけど)、おばさんなのに本当に綺麗ですよね、全然イケる。

 

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↑若い頃えぐいな…

 

 さてここまでルーシー役ダコタ・ファニングについて全く触れてきませんでしたが、実はこれが一番書きたかった!当時天才子役として脚光を浴びていたらしいですが、もうね天使のように可愛かった

見てこれ↓

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 「見ればわかる、やばいやつやーん」、本当に心を射抜かれます。

 現在24歳らしいのですが、映画撮影時は6歳?7歳?。ダコタ半端ないって!サムのことあんなに一途に想っていられたらこっちがヤラレテしまうやん普通!

  4つ下にエル・ファニングっていう妹さんがいるんですよ、その方も女優さんなんですけど!

 ※左ダコタ、右エル

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 美人姉妹でもう言葉が出ませんね。

 

 ってな紹介で本日シューリョー(まとめかた下手すぎ、雑すぎ!)

 ご清聴ありがとうございました

 

洋画祭り

 

  本日より自分の見た映画を書き記しておこうと始めさせていただきます。

といいますのも、筆者自身映画好きでして(特に洋画)、見るだけではもったいないと、自分の思ったこと感じたことを整理してここに残します

 

  また当方、外国人美女をこよなく愛しておりますのでそちらの情報等も載せていけたらなと思っております。そっちメインになったらごめんなさい

 

 編集上手くなりたい!!!!

 

 

 

 

  どうぞよろしく